50歳を過ぎても、結婚したいという気持ちを持ち続けるのは素敵なことです。

ただ50代になってくると、出会いと呼べる出会いも減ってくるのが現実で、なかなか若い頃のようには行かないもの。

ではまったくチャンスがないのかというと、そういうわけではありません。

50代はどれくらいの割合の人が未婚なのか

はじめに日本の50代の人がどのくらいの割合で未婚なのかを知っておきましょう。

内閣府男女共同参画局が公表した「生涯未婚率の推移(男女別)」というデータでは2010年時点で次のようなデータになっています。

(50歳時の未婚率)

  • 男性:20.1%
  • 女性:10.6%

(参照:第1-特-20図 生涯未婚率の推移(男女別) | 内閣府男女共同参画局

50歳の時点でおおよそ男性の1/5、女性の1/10が未婚となっています。

もちろん実際の未婚者の中には「結婚したことはあるが離婚した(死別した)」という方もいらっしゃるので、「50歳で未婚」という事実だけに着目すればもっと多くの人がいるはずです。
中には「本当は結婚したかったけど、いい縁がなかった」という方もいるでしょうし、まったく結婚に興味が出なかった方もいるでしょう。

50代に入って、「結婚はもういい」と考える方もいる反面、一方ではまだ結婚を強く望んでいる方も多いもの。
その中で、勇気を出して一歩踏み出した人が「50代での結婚」に向けた切符を掴んでいっています。

50代からの婚活は厳しい?

50代からの婚活と聞くと、一般的には「厳しいのではないか?」と思うことでしょう。
その予想どおり、男女ともに50代からの婚活は厳しい戦いになることは避けられません。

原因はとてもシンプルで、年齢の問題がもっとも大きいです。

特別なケースを除いて、男女とも結婚相手に求めるのはだいたい同年代となるのが一般的。
同年代ならお互いが生きてきた時代が似通っており、考え方や感じ方も近くなるため、実際に結婚するとなった場合にも余計なハードルが無くなります。

ですが、男女ともに結婚の適齢期は20~30代が一般的となっているため、50代で新規に相手を探そうとしてもなかなか同年代の人には出会えません。

もし同年代ではなく年下を相手に探そうと思っても、なかなか厳しいものがあります。
あなたが男性であれば、若い女性から恋愛対象に見られないこともないでしょう。
ですが、若い男性がたくさんいる市場において、あなたが抜きんでることがない限りは「あえて候補に入れる必要がない」と思われるのが関の山。

あなたが女性であればまず20~30代の男性からは相手にされないと思った方がいいです。
どれだけあなたが美魔女だったとしても、実年齢が若い女性には敵いません。

このように20~30代の若い世代とマッチすることはほぼゼロ、または圧倒的に不利な状況で戦うことになるということを肝に銘じておかなければなりません。

また、同年代にターゲットを絞ったとしても全体数が少なく、なかなか出会えない。
出会えたとしても競争率が高い・・・ということから難易度が高くなってしまうわけです。

婚活サービスは2択

あえて辛い現実を突きつけさせて頂きましたが、冒頭でも書いたとおり出会う方法がないわけではありません。
20~30代の方たちと同様に、婚活サイト、婚活パーティ、結婚相談所といった婚活サービスを使う方法があります。

これら3種の婚活サービスをざっくりまとめたのがこちら。

  • 婚活サイト:サイト上でプロフィール等を確認の上、メッセージなどのやりとりをして実際に会って交際
  • 婚活パーティー:婚活会社の開催するパーティーに参加して、パーティー内でカップルが成立する
  • 結婚相談所:自分の希望する条件に合った人に会わせてもらう

通常であれば「これらのサービスより自分に合ったものを選びましょう」という話になりますが、50代の場合は話が別です。

50代から婚活を進めるのであれば「婚活パーティー」「結婚相談所」のいずれかを利用するのがオススメ。
中でも、結婚相談所の方が確率が高いと言えるでしょう。

なぜ選択肢から「婚活サイト」を除外したのかというと、婚活サイトは概ね若い人が使う傾向にあるからです。
そしてその特性上、ウェブに書き込んだプロフィールでしかあなたを判断されないため、なかなか相手にしてもらえないという現実が待っています。

せっかくお金を払って婚活サービスを利用するのに全然出会えない、または出会えない確率が低いのではもったいないですよね。
また、年齢のことを考えてもあまり悠長なことを言っていられないので、「なかなか出会えない」という時点で除外すべきでしょう。

その点、婚活パーティおよび結婚相談所なら「出会う」というところまでは確実に辿りつくことが出来ます。
そこからはあなたの力量次第・・・ということになってきますが、自分の力量と関係ないところで出会えないサービスよりは圧倒的に結婚へのハードルが低くなりますよね。

「そうは言っても婚活パーティや結婚相談所って若い人が集まるところじゃないの?」と思うかもしれません。
事実、前述したとおりで20~30代のユーザーが多いのは婚活サービス全般において言えることでしょう。

ですが、40~50代向けの婚活パーティというのも開催されていますし、結婚相談所であれば年齢に関係なくマッチするような相手を紹介して貰えるため安心です。

基本を抑えて正攻法で

婚活パーティーを利用するにしても結婚相談所を利用するにしても、初対面の人に第一印象で好印象を持ってもらわなくてはいけません。

もっとも注意しなくてはいけない点としては「清潔感」「失礼のない態度」です。

清潔感

結婚パーティーや結婚相談所などを利用する際、ブランド物の衣服を身にまとったり、派手なアクセサリーを付けたり・・・とにかく自分を着飾りたくなるものです。

もちろんブランド物の衣服やアクセサリーなどが一種のステータスとなるのは間違いありません。
ですが、そこにこだわり過ぎるがあまり、「似合っていない」「清潔感がない」などになってしまうと逆効果です。

特に清潔感は重要で、ヨレヨレでだらしない印象のあるブランド品や、センスの悪いアイテムを見に付けるぐらいなら、たとえファストファッションだとしても清潔そうに見える方が相手に好印象を与えるもの。

また、50代ともなると今まで生きてきた中での習慣が完全に固まってしまっている時期なので、身の振り方にほころびが出てきます。

それまで生きてきた習慣を変化させるのは並大抵のことではありませんが、すぐに直せるシンプルな点に注意を払ってみてください。

(ポイント)

  • 身体に合ったものを着る
  • ほつれや乱れ、染みのあるものは着ない(量販店でもいいので新品の小綺麗なものを購入する)
  • 寝癖のないようにする
  • フケなどがないか確認する
  • 靴はきれいなものにする

一般的な身だしなみとして常識の範囲なのでわかりにくい点はないですよね。
逆にこれらが一つでも出来ていないようなら、婚活は上手くいかないと思った方がいいでしょう。

さらには50代になれば必ずと言ってよいほど加齢臭の問題も出てきています。
加齢臭が出てしまうのは仕方ありませんが、直前にシャワーを浴びておく、軽くコロンを叩いておく・・・等の努力は必要です。

失礼のない態度を取る

次に気を付けたいのが、失礼のない態度。

これも年齢に関係なく、誰にでも言えることですね。
失礼な態度の人とは恋愛関係を築きたいとは思えませんし、結婚生活なんて想像したくもありません。

ありがちなのが「歯に衣着せぬ言い方をするのが私の魅力」と自分自身で思ってしまっている人。
近しい人はそれを魅力に感じることがあるかもしれませんが、初対面の人にとっては「単純に失礼な発言をしているだけ」と捉えられがちです。

自分自身の発言が相手を傷つけていないか、こんなことを聞いたら失礼ではないか・・・などを常に考えるようにしておきたいところです。

ちょっとした失言一つでも男女の関係は一気に冷めて終わりを迎えてしまいますからね・・・。

もし自分自身の言動に自身がないような場合には結婚相談所などでカウンセラーの方に相談をしてみてください。
良い出会いを迎えたいのであれば礼儀というのは最低限身につけておくべきでしょう。

「当たり前」のことをきちんと行い差をつける

婚活というと「お洒落であること」「楽しい会話をできること」というのが取り上げられるため、そういった部分に目が行きがちです。
ですが、実際にはお洒落でなくとも楽しい会話ができなくても結婚出来ている人なんて山ほどいます。

では結婚できる人とそうでない人、何が違うのかというと・・・「当たり前のこと」が出来ているかどうか?だったりするんですね。
これは決して50代だからというわけではなく、若い人でも当てはまります。

逆を言うとこのような基本的な部分、当たり前の部分をしっかりと抑えておくことでライバルに大きく差をつけることができるということ。

そのうえでお洒落だったり楽しい会話が出来たりすることでアドバンテージになるというわけです。

当たり前のことを当たり前にこなして良い人との出会いを広げていきましょう。