同じ趣味の人と親交を深めて、そこから自然な恋愛に発展させられる「趣味コン」。
趣味コンの中でもスポーツをやっている人、スポーツが好きな人に向けて開かれたものにスポーツ婚活があります。
スポーツ婚活の特徴と、そのメリット・デメリットについてまとめました。
スポーツ婚活とは?
スポーツ婚活はスポーツが好きな人たちが集まる婚活パーティ。
一応婚活パーティという位置づけではありますが、実際のカップリングまでをサポートしないライトな会であることが多いです。
スポーツ好きと言っても「カープ女子」のように、同じスポーツチームのファン同士が集まるといったようなものではなく、参加者同士が体を動かして親睦を深めていく形式のパーティが主です。
とは言ってもガチンコのスポーツではないので、特に上手下手を問われることはありません。
そこで行われるスポーツの勝ち負けが目的ではなく、あくまで出会いの場だからです。
そういう意味でいうと、広くは「スポーツを通じて出会いたい人」のためのパーティであり、スポーツが好きでなくとも参加することが可能だと言えるでしょう。
スポーツ婚活に参加するメリット
スポーツ婚活に参加するメリットは以下のとおり。
- 初対面の人と話すのが苦手でも親睦を深めやすい
- 一度に多くの人と連絡先を交換できる可能性がある
- 相手の素の姿が見えやすい
- 体を動かすので気持ちが良い
一つずつみていきましょう。
初対面の人と話すのが苦手でも親睦を深めやすい
同じ趣味の人が集まる趣味コンにおいても、たとえばアニメコンや読書婚などのように「趣味について語り合う」ということがメインになっている婚活パーティだと、どうしても「何か話さなくては」という気持ちに押しやられてしまい、うまく話せないという人もいると思います。
ですがスポーツ婚活の場合は話すよりも先に体を動かす必要があるため、初対面の人との会話が苦手な人でも自然と相手と打ち解けあえるというメリットがあるのです。
たとえばスポーツ婚活の一つであるフットサルコンの場合、同じチームに編成された仲間とは共通の目的(ゴールすること)を目指して「こっちにボール回して!」とか「ナイスアシスト!」とか、自ずと声が出てしまうもの。
ゴールが決まった時には自然とハイタッチしたり、ハグしたり・・・なんてことが起こるかもしれません。
こうしてチームとして活動をすると、チームメイトがさっき会ったばかりの人には思えなくなってくるから不思議です。
そうなれば自然と会話もできるようになるんですね。
一度に多くの人と連絡先を交換できる可能性がある
スポーツ婚活では普通の婚活パーティのようにカップリングを行わないのが普通です。
その代わりに、同じチームになった同士などで連絡先を交換しあう・・・というような流れになります。
多い時には10人近くの人と連絡先を一気に交換することになりますので、その後個別に食事に誘うなどへ発展させやすいのはメリットでしょう。
相手の素の姿が見えやすい
器用な人でない限り、真剣にスポーツに打ち込んでいる最中にまで自分を飾るというのは難しいでしょう。
そうなると、スポーツをしている時には素の姿が出やすいということ。
たとえば熱くなりすぎて周りが見えなくなってしまう人もいるでしょうし、他人の失敗を責める人、自分の失敗に落ち込む人・・・など色々な素顔を見られるのではないかと思います。
逆にそういう状態にありながらもあなたに優しく接してくれる人なんかがいたら、その人は素で優しい人なのかも!って思えますよね。
通常の婚活パーティだとどうしてもみんな心に余裕がある状態で参加しているので自分を飾りがち。
素の姿が見えるのはその後の付き合いを考えても大切ですよね。
体を動かすので気持ちが良い
何気に侮れないのが、「体を動かして気持ちいい」ってことです。
社会人になってからは意識しないとなかなか体を動かせないですよね。
でも久しぶりにスポーツをして体を動かすと、「体を動かすのって気持ちいいなぁ!」と再確認できるもの。
まずそう思えただけでもプラスですし、気持ちがポジティブになっていると他人に与える印象もよくなるため、あなたが普段よりも輝いて見えるようになるかもしれません。
こういった部分も含めてスポーツ婚活はオススメだと言えるのです。
スポーツ婚活のデメリット
では逆にスポーツ婚活のデメリットはどこにあるでしょうか。
考えられるのは以下。
- 婚活に集中できない
- 汗や臭が気になる
- カップリングしない
- 疲れる
ひとつずつ見ていきましょう。
婚活に集中できない
普通婚活パーティの場合は、相手と会話をしながら「その人がどんな人か」という想像を膨らませていきます。
結果、気になる人にアプローチをし、カップリングへ導かれるわけです。
ですが、こうした趣味コンの場合はどうしても目的を見誤ってしまいがち。
特にスポーツ好きが集まるスポーツ婚活ですから、どうしてもあたまはスポーツの方へ傾いてしまいます。
結果、パーティ終了後には「誰が誰だったか覚えてない」という状態になりがちなんです。
かといって婚活へ思考を向けすぎても、他の参加者から「何しにきたの・・・?」と思われてしまうかもしれません。
がっつり出会いたいと思って参加する人にしてみたら、なんとももどかしい場になってしまうものと思われます。
汗や臭が気になる
スポーツをすれば誰でも汗をかきますよね。
この状態でハイタッチをしたりハグしたり・・・と考えると、躊躇するものです。
普通に考えてお互いに汗だくなんですけどね。
それでも「相手に不快な思いをさせないか」「汗臭かったらどうしよう・・・」などと気になってしまい、婚活どころではなくなってしまうかもしれません。
カップリングしない
スポーツ婚活はライトな出会いの場であるため、その場でのカップリングは行われないと思った方がいいでしょう。
何人かの人と連絡先を交換したら、その相手を食事に誘うか、後日チームメイトだったメンバーで再度合コンをするなどをしなければ恋愛への発展はありえません。
そういう仕組み上、なんとも遠回りなように思える方もいるかもしれませんね。
疲れる
普段運動をしていない人がスポーツ婚活に参加した場合、かなり体が気持ちよいと感じる反面、相当な疲れも感じることでしょう。
スポーツで疲れてしまうと、その疲れが顔にも表れてしまうもの。
疲れた顔は異性にとってもあまり魅力的に映らないのはわかりますよね。
またパーティ後に二次会でもしよう!なんて話になったとしても・・・疲れすぎて眠くなってしまった・・・なんてことになれば勿体ないですね。
あくまで目的は出会い、婚活であるということを忘れずに参加したいところです。