婚活パーティーの中にはさまざまな「限定パーティ」が存在しています。
その中で「ハイステータスパーティ」と呼ばれるものの一つに分類される「公務員限定パーティ」。
もしあなたが女性であれば、結婚相手に安定を求め、公務員と結ばれるべく出会いたい・・・と思うのは当然のことです。
ではいったい公務員限定パーティとはどんなもので、いったいどういった人が集まるのでしょうか。
その実態についてまとめました。
公務員限定パーティとは?
公務員限定パーティはその名の通り、現役の公務員にのみ参加資格が与えられた婚活パーティーです。
公務員と出会いたい女性に向けた「男性のみ公務員で限定」されたパーティや、公務員同士の出会いをサポートする「全員公務員のみ」のパーティなどがあります。
参加資格
参加資格は基本的には他の婚活パーティと同じです。
独身であることや、身分が証明できることが必須となりますね。
一般の婚活パーティと違う点は、公務員であるということを証明できる保険証など証明書の提示を求められることです。
※男性のみ公務員で限定されたパーティの場合、女性は独身かつ身分が証明できれば公務員である必要はありません。
ある一定の層しか参加できないパーティであることからハイステータスパーティと呼ばれるのです。
公務員限定パーティに参加するメリット
男性が公務員で限定されているパーティに参加する女性のメリットは当然「公務員との出会い」でしょう。
普通に仕事をしていれば解雇される心配がなく、安定した生活を望めるという点で男性公務員に人気が集まるのは極自然なことです。
逆に男性側は公務員限定パーティに参加するメリットはあまりありません。
というのも公務員というステータスだけで優位になるので一般の婚活パーティに参加した方がライバルより一歩抜きんでることができるのに、周りも全員公務員であれば他の部分で勝負するしかないからです。
それでも公務員限定パーティに参加したい、興味があるという公務員男性は意外にも多いんですね。
「公務員であるという理由だけで自分を求めてくれる女性と出会いたい」という方もいるんだそう。
容姿や年収、趣味が合う・・・などでなくても、「安定した仕事」を取る女性がいれば、なんとなく信用できそう・・・と思う人がいたとしても不思議ではありません。
公務員限定パーティの実際と、気を付けたいところ
さて、公務員限定パーティに参加する方たちですが、証明書を求められることからも間違いなく「公務員」です。
公務員でない方が紛れ込む・・・というような可能性はないといってよいでしょう。
ですが、一口に公務員といっても色々な仕事に従事されている方がいるのを忘れてはいけません。
高卒公務員と大卒公務員
公務員に対するイメージは「会社をクビにならない」「高給である」「休みが多い」「仕事が楽」といったようなものを抱いている方もいらっしゃると思います。
実際、これらすべてを兼ね備えた公務をしている知人がいますので、あなたち嘘ではありません。
ですが、全員が全員そういう仕事をしているわけではないのです。
前述の知人は大卒で国家公務員試験に通り、某省庁にて仕事をしている国家公務員。
転勤や出張こそ多いそうですが、給与の高さと休みの多さは同じ仕事量で考えた時に一般サラリーマンの比ではないというのを実感させられたことがあります。
一方、高卒で力仕事に従事している公務員の方というのも数多くいます。
例えば消防署の職員さんやおまわりさんがそうですよね。
公務員限定パーティに集まる人の多くはそういった「国家公務員や大卒キャリア・官僚ではない人」が多いと言われています。
それが悪いと言っているのではなく、求めている公務員像と違った方たちの集まりになるかもしれない点を理解しておく必要があるでしょう。
注意しておきたいこと
そんな公務員限定パーティに参加する場合には注意しておきたいことがあります。
それは「本当にあなたは公務員と出会いたいのか?」ということですね。
公務員はたしかに現時点ではクビになることのない職業です。
ただしそれは、あくまで「職場側から辞めさせられることがない」というだけに他なりません。
公務員として仕事をされている方が、いつ仕事に飽きて転職すると言い出すかはわかりませんし、その仕事が民営化する可能性だってあるのです。
要はその時に、あなたはそれでもその人と添い遂げたいと思えるのかどうか。
そういった将来性までをも考慮しなければ、後々で痛い目をみるかもしれません。
参加中は仕事の話ばかりふらない
また公務員限定パーティでよく言われることとして、「女性が仕事の質問ばかりする」というものがあります。
当然公務員と出会いたい方の本音を言えば「その人に興味があるのではなく、その人の仕事に興味がある」というところだと思うので、仕事の話ばかりをふってしまうのは仕方ないのかもしれません。
ですが、逆の立場で考えてみたら、それがいかに不愉快かわかるのではないでしょうか。
自分の内面などを見てもらえず、仕事内容(というか安定性)だけで選ばれている・・・というのは面白くないでしょう。
そう考えると、あえて仕事の話を振ってこない相手というのは数多くのライバルの中で輝けるかもしれませんね。