婚活を続けていくうちに、疲れを感じてしまう女性は多いです。

疲れてしまって「もう結婚できなくてもいいか」と婚活から離れてしまい、気づいた時にはさらに結婚へのハードルが上がっていた、なんてことも。

婚活に疲れてしまう理由と「疲れてしまった時にできること」をまとめました。

なぜ婚活は疲れてしまうのか

なぜ婚活は疲れてしまうのか、その答えは簡単です。
それは「あなたが真面目な女性だから」に他なりません。

順を追って説明しますね。

婚活は女性の売り手市場

婚活サービスを利用されている方ならご存知だと思いますが、世の中の婚活事情は女性の参加ハードルが低く作られています。

たとえばパーティの参加費用が安かったり、アプリの利用料が無料だったり。
背景には少なからず「女性の売り手市場」ということが関係しています。

事実、婚活アプリにおいては女性の登録者が少ないものが多いですし、言い方は悪いですが「女性の多さを餌に男性会員を募っている」というのが実情です。

男性からのアプローチが女性に集まりやすい

売り手市場であるということは、多くのアプローチが女性に届きやすいことを意味しています。
とくに男性は本能的に多くの女性へ同時にアタックできますが、女性はその中から一人を選ぶという本能にしたがって生きているもの。
(あくまで一般論であり、全員に当てはまるというわけではありません)

日々、出会った男性やアプリの相手から連絡が届き、何て返信しようか悩むことで精神をすり減らし、その対応に追われる時間のせいで体力的にも疲れてしまうのです。

真面目な女性ほど、相手に悪く思われないようにしっかりと返信対応を行う(または返信しないまでも気を揉んでしまう)ため、疲れやすいんですね。

アプローチがないこともダメージ倍増

逆に女性が売り手市場であるということは、男性からのアプローチがない時にも精神的なダメージが大きくなってしまうということもあります。

SNSで他の女性が自分よりもたくさんの「いいね!」を貰っているのを知って落ち込んでしまうことに似ています。

これが逆に「女性が余りまくっている状態」であれば、そこまでダメージはありません。
女性は希少であるかのような扱いを受けているのに、自分に「いいね!」が集まらないのが苦痛なのです。

真面目な方こそ、周りにどう思われているのかを気にするもの。
「自分はあまりいい評価がもらえていないのではないか」と思い悩み、疲れてしまいます。

疲れてしまった時にできること

では婚活に疲れてしまった時にはどうすればよいのでしょうか。
以下の方法を確認してみてください。

とにかくリフレッシュ

疲れた時にはとにかくリフレッシュです。
実は精神的な気分転換、体力の回復というだけでなく、リフレッシュには次の婚活を成功させるために大切なことだったりします。

人は一つのことに根を詰めてしまっていると、周りが見えなくなる傾向にあるもの。
リフレッシュをすると、そんな「婚活の泥沼にはまっていた自分」を俯瞰でみることができるようになるんですね。

よく、自分はうまくいっていないにも関わらず、他人の失敗が目に付く・・・といったことはないでしょうか。
他人のことは俯瞰で見えるため、何がダメなのかがわかりやすいからこうしたことが起きるわけです。

つまり自分を俯瞰でとらえられるようになれば、自分が何に疲弊していたのかを知ることにも繋がってくるということ。
もし婚活がうまく行っていなくて疲れていたのだとしたら、何が悪かったのかも気づける可能性があるのです。

考え方を変える

真面目な方というのは往々にして考えが凝り固まってしまっている可能性もあります。
たとえば「男性はこういう生き物」「女性はこうあるべき」といったように。

実はこういった考え方というのは、場合によっては現代に合致していないことがあるんです。

もしあなたが理想としている男性像がある場合には、そんな男性なんていないと考えてみる。
または本末転倒ですが、「本当に結婚することが女性にとっての幸せなのか」と考えることも大切です。

自分の固定概念を一旦無くすことによって視野が広がると途端に見えてくる世界というものもあります。
同様に自分が疲れてしまっていた原因が、それまでの自分の考え方に起因している可能性もあるので、考え方を変えることで疲れから解放されることが期待できるかもしれません。

努力をしすぎない

考え方を変えるということに近いかもしれませんが、婚活に関してはあまり努力をしすぎないというのも大切です。

前述のとおり、男性は本能的に多くの女性にアプローチしやすいように出来ています。
これは精子と卵子の関係に近く、女性には大量の精子の中から優秀な個体を選ぶ卵子にのような責任が課されているのです。

そのためどうしても慎重に、相手に対しても真摯に応えようと努力してしまうもの。

ただ軽いノリの相手に対して真剣に応え続けるのは効率が悪いですよね。
お見合いのように、こちらもあちらも本気で臨んでいる場ならまだしも、婚活パーティやアプリでの出会いに対してはもう少し肩の力を抜いたほうがいいのかもしれません。

また「出会いを求めて一人で飲みに行く」などをされる方もいるようですが、慣れないようなことを努力して行ったとしても、よい結果が出せないことの方が多いです。
なるべくなら、「自然体に少しだけ飾った程度」で受け入れてくれる男性を探すような方へ努力するようにしたいところです。

婚活はなるべく疲れないように

ネットの意見などを鵜呑みにすると、女性は焦らないと婚期を逃すかのように錯覚してしまいますが実際には焦ることで婚期を逃すことも多いです。
特に疲れてしまっている女性には、なかなか男性も魅力を感じづらいものです。

婚活はなるべく疲れないように行い、楽しんでいくようにしましょう。