婚活パーティーは初対面の人と限られた時間で会話をするもの。
ただ初対面で、しかも限られた時間で、となると何を話していいのかわからなくなりますよね。
時間内に何人もの異性と当り障りのない話をして、ほとんどの人の印象が残らなかったなんてこともよくある話です。
そこで最近、婚活をしている人に重宝されているのが、共通のテーマを持った人同士で集まる「趣味コン」です。
趣味コンとは
趣味コンとは、特定のテーマが好きな人同士が集まった婚活パーティー(コンパ)のこと。
「趣味のコンパ」ということから「趣味コン」と命名されています。
例えば「アニメやマンガ好きの人向けのコンパ」といったような一昔前であればあまりオープンにならないようなオタク系のコンパなどが代表的な例です。
一般の婚活では「趣味は何ですか?」「休日はどんなことをしているんですか」という探り合いからしなくてはいけないものの、趣味コンなら初めから「このジャンルが好き」という共通点があるので話をしやすく、共通の話題も出やすいという特徴があります。
様々なジャンルに広がる趣味コンの幅
「アニメやマンガ好きの人向けのコンパ」というのを前述しましたが、趣味コンの幅は多岐にわたって展開されています。
代表的な趣味コンのテーマを挙げてみましょう。
スポーツ
- ボルダリング
- テニス
- フットサル
- マラソン
- ボウリング
- ダーツ
- 野球観戦
- サッカー観戦
アウトドア
- ダイビング
- 登山
- ディズニーランド・シー
- 旅行(海外・国内・パワースポット)
- ドライブ
インドア
- ゲーム
- アニメ
- 漫画
- 読書
- ダーツ
- カラオケ
- 映画鑑賞
- 音楽鑑賞
グルメ
- 料理
- ワイン
- 日本酒
- 焼酎
動物
- 猫好き
- 犬好き
- 動物園
- 水族館
これらは一例に過ぎませんが、なんとなく自分の趣味に合いそうなものがありそうな気がしませんか?
ここになくとも趣味コンは多岐に渡っていますので、ある程度マニアックな趣味だったとしても探してみる価値はあるでしょう。
趣味は極めていなくてもいい
趣味コンは一般の婚活パーティーと比較すると会話が入りやすく、相手との距離も縮めやすいのがいいところですが、「趣味といえば趣味だけど、そこまでそのジャンルに詳しくない」という不安を持っている人が多いのもまた事実。
例えば「アニメが好き」というジャンルを例に上げると「ワンピースのアニメが好きだけど、他のアニメはそこまで見ない」という人もいますよね。
ライトな趣味の人にとっては、「その趣味の人たちが集まる場」と聞くと「自分には参加権利がないのではないか」と躊躇してしまうことでしょう。
ですが、結論から言うと趣味がライトだったとしても趣味コンに参加してしまって全く問題ありません。
むしろライトな趣味の人の方が趣味コンに向いているとも言えるのです。
趣味コンはあくまで「出会いの場」
なぜなら、趣味コンはあくまで「同じ趣味を持った人同士の婚活パーティー」であって、趣味を語らう会ではないため。
参加者は全員「仲間」を探しているのではなく、お付き合いする相手・結婚をする相手を探しているのです。
実際にアニメ好きの趣味コンに「ワンピースが好き」というだけで参加したとしても、相手はその話題をキッカケに「あなたがどういう人なのか?」を知ろうとしてくれます。
逆にあなたの趣味を軽視するような態度の人がいたとしても、あなたがその人を恋愛対象から外せばいいだけなので、何の問題もないでしょう。
つまり、あなたがその趣味に精通していなかった場合には、相手がどういう立ち振舞をするかで、その人の器の大きさをはかることができるということができるようになるわけです。
多くの人と接する機会のある婚活パーティーなので、このように対象外となる人をすぐに判断できるのはアドバンテージとなりますよね。
また、これは自分自身が逆の立場だった場合にも同じことが言えるのです。
もしもあなたがその趣味に対して相当詳しいレベルの人だったとしても、相手を軽視するような態度をとってしまえば悪い印象を与えることになるでしょう。
そうではなく、ライトな趣味の人に対しても大らかに優しく接することが出来れば、相手からの好感度も高くなることは間違いありません。
「趣味がない」という人はどうすればいいのか
世の中には「趣味がない」という人もたくさんいます。
学生の頃にクラスで冊子を作る際、プロフィールの趣味欄に「無趣味」と書いている人の多さに驚いたものです。
ただ、それは本当に趣味がないのではなく「趣味と言っていいほどのものなのかどうかを躊躇しているだけ」ということが多いです。
前述のライトな趣味の人と同じですね。
「教えて!goo」に女性から興味深い質問が投げられていました。
ぜひ一度実際に目を通してもらいたいのですが、概要としては次のようなものです。
- 趣味といえるものがない
- 敢えて言えば旅行が好きだが年に1回行けるかいけないか
- 休日もネットか家事
- 園芸を始めたが始めたばかりで詳しくもない
- お酒は好きだけど言いづらい
「私も同じような境遇だ」と思う方も多いのではないでしょうか?
あちこちに浅く手を出しているだけなので、やっていることに対して「趣味」とは言えないという悩みなんですね。
文章を読んでいる範囲で言えば、婚活で強みとなる部分に「旅行」「園芸」「お酒」が挙げられます。
もしかしたら「ネット」「家事」というのも趣味に含まれるかもしれません。
「あまりやっていない」「言いづらい」ということですが、これだけでも話の種にはなるものです。
例えば旅行。
旅行をテーマにした趣味コンで「旅行が好きなのだけど最近は忙しくて年に1回しか行けていない。でも本当はこんなところに行ってみたい」となれば、そこの土地に詳しい人はその土地の魅力を話してくれて話が弾むかもしれませんし、フィーリングが合えば「一緒に行きませんか」となるかもしれません。
園芸についても同じでガーデニングなどの趣味コンで「実は初心者なんです、最近こういう植物を育て始めたんですけど」と言えば育て方や、その植物の面白さについて話してくれる人がいるでしょう。
お酒についてはなかなか言いづらいとされていますが、お酒飲みの人にとっては自分のパートナーとなる人がお酒が飲めるかどうかは大切なことです。
またお酒は次に会うきっかけとしてはとても使いやすく、気になった人に「お酒が好きなので飲みに行きませんか」と言うこともできます。
このようにちょっとでも手を付けたことがあったり興味があったりすれば、そこから意外なほど話は広がっていくものです。
「人に言えるほどの趣味がない」というようなライトな場合でも、自分が興味があるジャンルの趣味コンがあれば会話の取っ掛かりとしては非常に入りやすいので一度趣味コンに参加してみることをおすすめします。
[…] 例えば趣味繋がりの趣味コン。 スポーツや趣味など共通の話題を持っている人で集まったパーティーに参加することで初対面でもより話しやすく、その人となりが見えてくることが多いです。 […]
[…] 参考:趣味や共通の話題で盛り上がる婚活「趣味コン」とは […]
[…] […]