数年前では考えられないぐらいたくさんの音楽フェスが日本でも開催されています。
音楽好き・・・いや、フェス好きなら「会場で出会って恋人ができないだろうか」って考えるのは当然の流れですよね。

実際にフェスで知り合って恋愛関係に発展したという人も少なからず存在しているので、そういう期待も夢物語ではありません。
同じ趣味同士で恋人になれると長続きもするので、できることならフェスで恋人を探したいですよね。

ですがコストパフォーマンスを考えると非常に悪いので、恋人を探すためにフェスに参加するというのは全然オススメできません。

ここではフェスで出会う方法と、なぜオススメしないのか?についてをまとめました。

音楽フェスで異性と出会う方法

音楽フェスで恋人が出来た人がいると言っても、ただ参加しただけでみんな恋人ができるというわけではありません。
どんなにイケメンでも美女でも、ただただ参加するだけでモテるなんてことはないんです。

それなりに出会うための準備は必要だと考えましょう。

何かしらのアーティストグッズを身につけておく

一番簡単な準備としては、あなたが一番楽しみにしているアーティストのグッズを身に着けておくことです。
人は共通する話題があると声をかけやすいもの。
あなたが身に着けているアーティストグッズを見て「あっ、このバンド好きなんですか~?」と声をかけて来てくれる可能性があがりますよね。

もし持っていなければ、会場の物販で購入することも考慮しておきましょう。
同じ列に並んでいる人は同じアーティストのファンである可能性が高いので、物販待ちの時に出会いがあるかもしれません。

マニアックである必要はないが、多少の知識は入れておく

フェスは規模が大きくなればなるほど「にわかファン」が多くなるもの。
なので音楽やアーティストに詳しくなくても、ノリで参加できるというメリットがあります。

むしろ出会うためにはあまり音楽に詳しくない方が、相手のハードルを下げられるので良かったりもするんですよね。
にわかファン同士なら気兼ねないですし、向こうが詳しいならあなたにいろいろ教えることで気持ちよくなったりしますし。

ただ、あまりにも知らなさすぎると「こいつ、本当にフェスを楽しみに来ているのかよ・・・」という嫌悪感を与えてしまいかねませんし、話が合わなさすぎて退屈に思われることもあるでしょう。

そのため、少しでいいのでターゲットにしているアーティストの知識武装をしていくことをオススメします。
(ただし、あまりにもマニアックだと逆に引かれてしまうこともあるので注意)

あくまで自然体でがっつかない

フェスで出会うためには何はともあれ男女どちらかが話しかけなければ始まりません。
なので「ナンパ」に近い感覚になってしまいがちです。

ですが、みんなの目的はあくまで音楽やその場の雰囲気を楽しみにくるというもので、恋人を作ることではないですよね。
そのためナンパをされると警戒してしまう人が多いのです。

ではどうするかというと、「同じくフェスを楽しむ仲間」としての声掛けをするわけです。

いきなり「もし今恋人がいなかったら付き合ってください」と言われてもOKは出せませんが、「今度一緒にまたフェス行きません?」とかだったらグッとハードルが下がるというのは想像がつきやすいと思います。
ナンパではなく「未来の恋人を探す」と考えれば、どちらかというとフェスの場では「恋人になるかもしれない同じ趣味の友達を増やす」ということに意識を置くと良いでしょう。

連絡先を聞くときはツイッターアカウントが最適

もし会場で気になる人と出会い、うまく会話をするまでにこぎつけた場合・・・その後に繋げるためにも連絡先を聞いておきたいですよね。
その場合、ツイッターアカウントを聞くのが一番成功確率が高いです。

電話番号やメールアドレス、LINEアカウントやFBアカウントだとどうしても個人情報に直結してしまうんですよね。
一方ツイッターアカウントは本名で登録している人は少なく、教えることに対する抵抗がないという人が多いからです。

特に相互フォローではなく一方的にフォローさせて欲しいなどであれば断る理由がないですもんね。
フォロワーさんが増えるのは単純に嬉しいし。

中には「ツイッターはやってないけどインスタならやってる」という人もいますので、両方のアカウントを用意しておくと良いでしょう。
当然「作ったばっかりで使ってないアカウント」みたいな状態は相手に警戒させてしまうので、日常的に使っている形跡や、プロフィールをしっかり埋めておくなどは必要です。

なぜ音楽フェスでの出会いをオススメしないのか?

音楽フェスでの出会いはあります。
ですが出会うために音楽フェスに行くというのは全然オススメできません。

その理由は「基本的にナンパになる」点と、「コスパが悪い」という点です。

基本的にナンパでしか出会えない

音楽フェスでの出会いは、基本的にはどちらかがアクティブに動かなければ始まりません。
どちらも受け身だったらそもそも出会うこと自体がなく、純粋に音楽や空間を楽しんで帰ってくることになります。

そう思うと異性に声をかけられる勇気がある人か、何もしなくても声をかけて貰えるかもしれないぐらいの容姿を備えている人にしかチャンスがないわけです。

後者は特に音楽フェスじゃなくてもモテモテだから、あえてそこに出会いを求めに行く必要ってないですよね。
でもそうでなかったら、なにかしらのきっかけを作らなければ出会えません。

それは例えば「それって〇〇のグッズですよね!好きなんですか?」というような声かけかもしれないし、相手が困っていることを助けたのがきっかけになったという人もいます。
いずれにせよ自分から行動を起こせた人だけが出会えるというわけですね。

逆に言えば自分から動けない、受け身の人には出会いがないということです。

そもそもコスパが悪い

音楽フェスに参加する人は基本的に「出会いを求めてその場に集まっている」というわけではありません。

中には既婚者もいるでしょうし、アーティストに恋して止まない人だっているでしょう。
そういう人をターゲットにしてしまっても恋は実らないわけです。

そもそも自分の好みの人が来るかもわからないような場所に、出会いを目的に数万円も支払って参加するというのはバカバカしいですよね。
だったら同じ目的で集まる婚活パーティに数回参加した方が何倍もマシえす。

どちらかというと「フェスを純粋に楽しみに行ったら、偶然出会いもあった」という感覚でいるのがベターだと言えますね。