近年の若い子なら必ずと言っていいほど、何かしらのSNSは利用していると思います。
それほど蔓延っているコミュニケーション手段ですので、そこから出会いがあるというのも不思議ではありません。
ですが、出会いを目的に普通のSNSを始めたとしても、なかなか出会えないというのが実際のところです。
というのも、基本的にSNSを利用している層というのは出会いを目的に使っていないからなんですね。
ではSNSで彼氏・彼女を作っている人はどうやっているのか?
そのあたりについてまとめました。
なぜSNSで出会えないのか
冒頭でも書いたとおり、SNSがキッカケで出会い、お付き合いを始めたというカップルは普通に存在しています。
でも「出会えると聞いてSNSを始めたけど、全然出会えない」という人もたくさんいるんです。
この両者の違いはいったい何なのでしょうか。
下心が丸見えでは出会えるわけがない
そのポイントは「下心」にありました。
これはSNSに限った話ではなく、一般的に男女感においては最初から下心が丸見えの人というのは敬遠される傾向にあるのです。
具体的にどういうことかというと、Twitterなどで気になる異性を見つけた際にいきなりメンションで「リアルで会いませんか?」というようなもの。
出会えないと言っている人は実際にこういう手段を取ってしまっているんだそう。
ですが、冷静に考えてみてください。
今まで特に絡んだこともないような相手に、突然「会いませんか?」と言われて・・・いったい誰がOKを出すのかと。
逆に自分がそれをされたら「怪しい・・・」と思うように、相手も「うわ、なにこの人・・・キモイ・・・」って思うだけですよね。
恋愛は「数撃ちゃ当たる」と言われるので、もちろんこの方法でも果てしなく多くの人にアプローチし続ければいつかは出会えるかもしれません。
ですが本当に効率が悪いですし、そんなことばかり繰り返していたらIDを晒されて要注意人物扱いされてしまうこともあるでしょう。
万が一出会えたとしても、その相手があなたにとって理想的な人かどうかもわかりませんし・・・オススメしない方法です。
そもそも出会いを求めていない
そもそも普通にSNSを使っている人はあなたと違い、そこに出会いを求めてきていない場合の方が多いです。
暇つぶしだったり、友人とのコミュニケーションだったり、あとは自分の表現の場として使っているというのがほとんどでしょう。
つまりSNSを使う目的が全然違うのです。
そのため、急にSNS上でナンパされたとしても迷惑以外の何物でもないんですね。
ファストフードに食事に行ったら「ご一緒に生命保険はいかがですか」と言われているようなものです。
「いや、そういうのいらないから」って思われてしまうと考えてください。
出会えている人は巧みに心理を突いている
でも実際にはSNSでも出会えている人がいるんです。
そういう人はどうやっているのかというと・・・行動心理なんかを巧みに利用しています。
たとえば声のかけ方一つをとっても、必ず段階を踏むようにするんですね。
相手がSNSを通じてどんな満足を得たいと思っているのかを見抜き、そこをキッカケに切り崩していく・・・というような感じで。
例えば絵師さんであれば、SNSを利用する目的の一つには「自分の絵を評価されたい」というものがあるでしょう。
その人が投稿する絵にちょいちょいふぁぼ(いいね)を送りつつ、どこかのタイミングで「あなたの絵が好きです」というようなところからメッセージを送っていくわけです。
少なくともそういう評価が欲しいと思っていた人なら、悪い気はしませんよね。
そこから自己紹介したり、他に同じ趣味がないかを探ったりしつつ・・・親しくなっていきます。
そして、出会いはその先にあるわけです。
ポイントは焦らないこと。
焦ったら途端にうさん臭さが出てしまったり、気持ち悪がられる対象になるだけです。
徐々に徐々に、時間をかけて親密になっていかなければなりません。
もしこれを「面倒だ」と思う方なら、SNSでの出会いは向いていないと思った方がいいでしょう。
出会いに特化したSNSもある
と、ここまで説明したのはあくまで一般的なSNSにおいての話です。
Twitterやインスタ、LINEなどですね。
世の中には出会いにフィーチャーしたSNSというのも存在しており、その場合はこの限りではありません。
恋活アプリならすぐに会える可能性も
たとえば流行りの恋活アプリなんかは出会いに特化したSNSです。
ユーザーはmixiのようなインターフェースのアプリを使い、自分のプロフィールや日記を充実させ、出会いに備えます。
男女ともに出会いを目的に始めるSNSなので、少しでも日記投稿やプロフィールが気になれば「会えませんか?」と誘ってOKなんですね。
というのも、みんな彼氏・彼女が欲しいと思って登録していますが、やっぱりネット上のプロフィール情報だけではその人のことがよくわからないため、実際に会っていろいろと確認したいと思っている人が多いからなんだそう。
(もちろん自分のプロフィールなんかも充実させておかないと、相手からそもそもの興味を持ってもらえませんが)
実際に会ったうえで「やっぱりタイプじゃなかった」と振られることはあるものの、普通のSNSを使うよりは明らかに効率が良いと言えるでしょう。
問題は基本的に有料であることと、サービスによってはサクラが存在する可能性が否定できないこと・・・ですね。
特に相手の顔が見えない状態というのは使っていても不安だと思います。
なるべくなら本人確認が必須である、ややハードルの高いサービスの利用をオススメします。