誰が何と言おうと、夏は出会いの季節!
暑いだけで気持ちは開放的になり、みんな「恋愛したい!」って思うものです。

夏と言えば何を思い浮かべますか?
十中八九、「海」ですよね!

この記事では「夏の海」での出会いについてまとめます。

夏の海で出会いはある?

夏の海と聞くとなんとなく「恋」を想像してしまう人も多いのではないでしょうか。
かくいう私も「夏の海」と聞くだけでサザンオールスターズの楽曲が頭に浮かび、「素敵な恋がしたい」という気分にさせられるものです。

では実際に夏の海で出会って恋に落ちたカップルがいるのかどうか・・・気になるところですよね。

結論から言うと、夏の海で出会って恋人になったカップルはいます!

なんとなく「ひと夏の恋で終わるんじゃないか」ってイメージもあるかとは思いますが、決してそんなこともないようです。

ひと夏の恋で終わりそうな理由

夏の海での出会いがひと夏の恋で終わりそうな理由は完全にハッキリしています。
それは「出会い方がナンパしかない」から。

人が恋に落ちる時って、友達や同僚といった関係から仲良く付き合っているうちに気になり出して・・・というようなパターンが王道ですよね。
外見だけでなく、「一緒にいて楽しい」とか「話が合う」といったところが重視されるものだと思っています。

でも夏の海で出会う人って、その場で会うのが初めてなわけじゃないですか。
だからその人のことなんて外見ぐらいでしか判断ができないんですよね。

そのため、付き合ったとしても、その夏が終わるころにはもう破局している・・・というイメージがつきやすいんだと思います。

ナンパ・ヤリモクはもはやうまくいかない

ただですね、「海で出会って即恋人になる」とか、その日のうちに体の関係にまで発展する・・・というような出会いは今や少し考え方が古いのかもしれません。

決してナンパが成功しないというわけではなく、それを目当てに海に来ている男女も数多くいるでしょうし、そういう関係になっている人も多いと聞きます。

ですが、ナンパはある種「数うちゃ当たる」というような方法であり、ナンパ師が海にいる多くの女性に声をかけているような状態。
逆に言えば女性なら、夏に海に行けば1回や2回は確実に声をかけられるような状態とも言えるでしょう。

そんな状況で素人男性が下手にナンパをしたところで、そもそも女性には振り向いてすら貰えないわけです。
女性からしたら・・・いい加減鬱陶しい存在になってるんですよね。

どこに行っても「おねーさんひとり?」とか声をかけられるわけですから、あしらうのすら面倒な状態というか。
アジア圏の繁華街を歩いていてお土産屋さんとか露店のキャッチをされているような感覚だと思います。

つまりそんな方法だとそもそも「恋人になる」という段階にまで進めないため、ひと夏の恋も何もないでしょう。

ではどうすれば良いか?
その答えは「短期決戦に持ち込まない」ということに尽きると思います。

夏の海での出会い方

そもそも夏の海に来ている男女のうち、どれだけの人が「出会いを求めている」と思いますか?
実は意外にも少ないと言われているんです。

具体的な数値は出せませんが、家族出来ている人、カップルで来ている人、サークル仲間と来ている人・・・などは基本的に出会いは求めていません。
当然と言えば当然のような気がしますよね。

残りの「男友達・女友達だけで来ている」「一人で来ている」というような人の中にも、すでに恋人がいたり、既婚者だったりは存在しています。
そうでない一握りの層だけが「出会いがあるならラッキー」ぐらいの気持ちでいるかもしれない。
そんな状況なんです。

大勢の人がいる中で、いったい誰が「出会い待ち」なのかはなかなか判断がつかないでしょう。
ただよく観察していれば「カップルで来ているかどうか」ぐらいはわかりそうなもの。

そうでない人にあたりをつけていくことから始めなければなりません。

いきなり口説かない

もし「いいな」と思う人がいても、がっつけばNGだと思ってください。
逆に考えたらわかると思うんですが、いきなり海で知らない異性から「一人ですか?もしよかったら一緒に遊びませんか?」と言われて、あなたなら「はい!」となりますでしょうか。

私だったら一瞬警戒して、断ると思います。
その時点ではその人がどんな人かわからないし、突然ドアをノックされたような感覚になってビックリしてしまっているから。

なのでいきなり口説くのは辞めましょう。

ではどうすれば良いか?
ヒントは「きっかけを作る」ということです。

夏の海はあくまでキッカケと割り切る

もしもあなたが夏の海で「すみません、写真撮ってもらえませんかー?」とか「あ、今〇〇を落としましたよ」と言われたらどうでしょうか。
まったく無警戒で対応することができますよね。

むしろ「写真を撮ってあげたことでの奉仕感」を得られているかもしれないし、拾ってくれた方には「いい人だった」という感覚があるかもしれません。

出会い方はこういう自然なもので、まずは良いイメージを相手に与えるのがセオリーなのです。

たとえば焼きそばを食べている人がいた時に「すみません、焼きそばが売っているお店探していたんですけど、それってどこで買えるんですか?」とかでもありでしょう。

とにかく「口説いてないですよ」っていう声のかけ方がポイント。
一度しっかりと会話ができれば、その後もう一度会った時に「さっきはありがとうございました!」という会話に繋げることは容易ですよね。

人って知らない人よりも知っている人の方が警戒を解きやすくなるものです。
それは何も「古くからの友人」である必要はありません。
本当に「たった一度話しただけ」とか、「一緒に笑い合っただけ」ぐらいでも仲間意識が芽生えてくるんです。

もしかしたら行動心理の「単純接触効果」のようなものが働いているのかもしれません。

この流れなら「もしよかったら一緒にビーチバレーしません?」のように、「せっかく出会ったんだから遊ぼうよ」という方向に持って行くのも難しくはないはずです。
そして一緒に遊んだなら「今度一緒にどこかいきませんか」という話になり、連絡先を聞く・・・というところまでは繋げられますよね。

ここまで行けば、あとは他の恋愛と一緒です。
日々連絡を取り合いながら、お互いが意識するようになれば恋に発展するでしょうし、そうでなければ友達のまま終わるか自然消滅するか・・・という感じでしょう。

夏の海はこういう出会いのためのきっかけをつくる場なんだと割り切ることが大切です。